Vol.30 日本語ドメインを使ってみる

ここでは「日本語ドメイン」への対応についてお話します。

Webドメインマーケティングの取材をしていく中で、日本語ドメインに関する質問をWebマスターの方々に行ってきましたが、まだまだ関心度合いが低いというのが正直な感想です。関心の少ない理由には、「環境の対応ができていない」という意見が最も多いです。

しかし、日本語ドメインに期待を寄せているWebマスターがいないわけではありません。
では、どういった人たちが日本語ドメインを使いたいと思っているのでしょうか?
利用されている事例を見ながら、その可能性について探ってみましょう。

※なお、これから紹介する日本語ドメインをご覧になる場合、プラグインのインストールが必要となります。以下のサイトよりダウンロードしてください。
日本語ドメイン名プラグイン
http://jprs.jp/i-Nav/ (JPRS)

【日本語ドメイン取得の事例】
 ・稲本潤一.jp
   http://稲本潤一.jp/
 ・ハウステンボス.jp
   http://ハウステンボス.jp/
 ・総務省.jp
   http://総務省.jp/

上記3つについて、それぞれのケースを検証してみましょう。

・稲本潤一.jp

アルファベットのドメインは、junichi-inamoto.jpですが、このURLを一発でヒットさせる確率は、かなり低いと考えられます。間違えると思われるポイントは
「-(ハイフン)のありなし」
「junichiのjunかjyun」
「inamoto-junichiかjunichi-inamoto」
です。稲本潤一に限らず、日本人の名前であれば日本語で入力した方がヒットする確率が高まるのは間違いありません。

・ハウステンボス.jp

カタカナの名称を持つドメイン。もとが横文字なのでアルファベットでもよい気がしますが、テンボスのアルファベット表記が分かる人はそういないでしょう。やはり、この日本語ドメインの方がしっくりくるのは間違いありません。

・総務省.jp

日本の省庁も、アルファベットのドメインをなかなか想像できません。総務省の場合はそれほど予想しにくくありませんが、長い名前の省庁であれば簡単にはいかないでしょう。また、伝統的な名称であるという点からも、日本語の豊かな表現の方がユーザーにとっては圧倒的になじみ深いです。

日本語ドメインのメリットとしては以下のようなことが考えられます。

・直感的な認知のされやすさ
・ローマ字化する際のスペルミス防止
・漢字による豊かな意味情報
・検索エンジンを使うような打ち込みやすさ
・広告表現での認知・記憶のされやすさ

また、これからインターネットの利用年齢層が広くなっていくことを考えると、子供やシニア層にとっての使いやすさも考慮していく必要があるでしょう。日本語ドメインだけが素晴らしいというわけではなく、環境やターゲットに配慮してよりアクセスしやすい環境を準備する上でのひとつの施策として、日本語ドメインを検討していく必要が、今後あるということです。

実際に日本語ドメインを導入する場合、まずは現状のサイトのドメインも併用して運用しつつ、日本語ドメインから現状のサイトへリダイレクトさせるのがよいと考えられます。

日本語ドメインの設定方法等については、以下のページを参考にしてください。

 日本語ドメインの活用法   http://webdom.jp/nihongo/

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