Vol.13 ドメインは「企業とお客さまの接点」である

『広告等に関しては「http://」や「www.」をとった形で訴求しています』
(松下電器産業株式会社 コーポレートコミュニケーション本部 Web推進チーム
 チームリーダー 上野 優子氏)

 松下電器産業株式会社
 http://matsushita.co.jp/(松下電器産業株式会社)
 http://national.jp/(松下電器 National/Nタウン)
 http://panasonic.jp/(パナソニック ホームページ)
 http://panasonic.biz/(松下電器 ビジネスサイト)

Webサイトは企業の顔の見えるチャンネルですが、ドメインはそのWebサイトと顧客をつなぐための接点としての役割を持っています。この接点は、インターネット上のリンクや検索エンジンを経由することで見つけることもできますが、企業としては、もっと直接的に訴えかけていく必要があります。そのためにはドメインを記憶してもらうきっかけを作らなければなりません。

松下電器の場合、テレビやCMなどで自社のマーケティングサイト(Panasonic、National)のドメインを広告する機会が多いのですが、この際に意識していることは、どうすれば顧客に自社のドメインを覚えてもらえるかということです。限りある広告スペースを使って告知するからには、誰にも記憶してもらえないようでは意味がありません。

松下電器では、自社のブランド名・会社名に「.jp」あるいは「.co.jp」を加えればアクセスできるドメインを取得するとともに、「http://」や「www.」をはずした形で告知を行っています。「http://」や「www.」をつけた形で告知をしていては、「覚えるのが面倒くさい」という、ユーザーの拒絶意識が残ったままになりますが、これらを排除することで、既に多くの人が認知してる松下電器のブランド名・会社名にプラスアルファすれば、Webサイトにアクセスできるということを伝えることができます。

ドメインが企業と顧客の接点としての役割を担うために大切なのは、単に覚えやすいドメインを取得するというだけではなく、それをどのような形で消費者であるユーザーに伝えていくかということです。いつまでも、「URLだから」という既成概念にとらわれて、正式な記述にこだわっていては、記憶してもらうきっかけを失ってしまうでしょう。

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