Vol.9 エリア展開はなじみあるドメインで

国別に数多くのドメインを管理するのではなく、世界的に統一されたドメインで運用し、国別のURLはディレクトリをきって管理するという方法もあるでしょう。しかし、それでは各国のユーザーにとって“なじみのあるドメイン”でアクセスすることができない、という問題が発生します。

日本であれば「JP」、イギリスであれば「UK」、といったなじみあるドメインでアクセスできないということは、ユーザーのアクセスを企業自ら妨げることになってしまいます。
多くの企業は自国向けのサイトのドメインとして「.com」を使ってしまいそうですが、世界的な展開を考えると、この部分には注意しないといけません。

カシオの場合、日本向けのサイトについては、コーポレートサイトも商品サイトもすべて「JP」で統一されています。これは、カシオの中津川氏が世界的にドメインを統一する前から『日本なんだから、「.com」はおかしい』という方針を貫いていた結果です。

カシオ同様、世界的なエリア展開を行っている企業のドメイン取得事例をいくつか挙げてみました。

・BMW
ワールドワイド
http://www.bmw.com/
フランス
http://www.bmw.fr/
中国
http://www.bmw.com.cn/
日本
http://www.bmw.co.jp/

・エプソン
ワールドワイド
http://www.epson.com/
イギリス
http://www.epson.co.uk/
中国
http://www.epson.com.cn/
日本
http://www.epson.co.jp/

・コカ・コーラ
ワールドワイド
http://www.coca-cola.com/
イギリス
http://www.coca-cola.co.uk/
中国
http://www.coca-cola.com.cn/
日本
http://www.cocacola.co.jp/

グローバル展開を行っている企業にとって、あるいは、これからのグローバル展開を考えている企業にとって、上記に挙げたようなドメイン取得の方法は参考になることでしょう。

<前へ 次へ>