Vol.5 Webユーザビリティの意識は進んだのに、ドメインの方はといえば...

企業が複数のサイト、ドメインを管理していくことが今後のWebマーケティングにおいて欠かせない視点であることは、十分にご理解いただけたと思います。ところが、ここに決定的に欠けている視点があります。そう、ドメイン選択の管理ポリシーやルールといったものです。

ルールもなく、ただそのドメインが空いていたからというだけで選ぶことは、マーケティング計画の初歩のつまずきとなりかねない危険性も秘めています。

Webユーザビリティがブームになったのは記憶に新しいことです。
Webサイトの使い勝手や操作性が、ユーザーの主観的な満足度などに大きな影響を与え、ECサイトであれば、売り上げにも直結するということで、多くの企業がユーザビリティの改善に取り組んでいます。ユーザビリティの改善で売り上げが何倍にも伸びた、アクセス数が何倍にも増加したという事例は枚挙に暇がありません。

ところが、ユーザーとの重要なコンタクトポイントでもあり、ユーザーと企業とのコミュニケーションの橋渡しをするためのドメインについては、利用するユーザーの立場に立った取得や管理が行われていないのが実情ではないでしょうか?

複数のWebサイトを管理し、運用していくことが避けられないものになりつつあるというのに、ドメインはあいかわらずその場しのぎであることが多いです。ひとつの企業が保有するWebサイトに「.co.jp」や「.com」「.net」「.ne.jp」といったさまざまなドメインが何の脈略もなく利用されているというケースは多々見られます。

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