Vol.4 SEOもマルチドメイン、マルチサイト化を促進?

マルチサイト化に拍車をかけているのが、昨今のSEO(検索エンジン最適化)ブームです。

Googleをはじめとするロボット型検索エンジンの多くは、複数のテーマが入り乱れた階層の深いWebサイトを好まないという傾向はよく知られています。 以前までの検索エンジンでは、1ページに含まれる特定キーワードの含有数や重要度を検索結果の順位付けに利用していましたが、Googleを代表とする第三世代と呼ばれる検索エンジンは、1ページ単位でのキーワードの重みよりも、特定ドメイン下における複数のページをまとめ、それらページ群の「テーマ」を重要視します。

つまり、ひとつのドメイン下に複数のテーマが混在する場合、ひとつひとつのテーマの重要性は相対的に低くなるというわけです。また、1ドメイン配下に多くのテーマが詰め込まれれば、当然、サイト構造は複雑になり、ディレクトリ構造も深いものになります。検索対象となるページを収集しているスパイダーと呼ばれるロボットは、深い階層のページを嫌い、ページを取得してくれなくなるというデメリットもあります。

そのためSEOの観点に立ったWebサイトマネジメントにおいては、安易に、既に取得しているドメイン配下に商品やサービスのページを設けるのではなく、独立したドメインでサイトを立ち上げ、それぞれのドメイン下でひとつのテーマを扱うという考え方を採用しなければなりません。

<前へ 次へ>